コラム

【事例報告】無職でも配偶者ビザは更新できる?約3週間で3年更新できた事例と審査のポイントを解説

「在留資格の要件が厳しくなると聞いた」「配偶者が仕事をしていないけれど、今回の更新は大丈夫だろうか」——在留資格「日本人の配偶者等」の更新を前に、こうした不安を抱える方は少なくありません。この記事では、実際にお手伝いした更新の事例をもとに(詳細は伏せ、内容を一般化しています)、無職の状態での配偶者ビザ更新のポイントを、わかりやすく解説します。

1.ご相談の背景

日本人と外国人のご夫婦からのご相談でした。外国人の配偶者の方は現在お仕事をしていない状態で、「在留資格の要件や審査が厳しくなる」という話を耳にし、今回の更新が無事に通るか不安だ、ということで当事務所にご依頼いただきました。前回の更新申請のときも、同じく無職の状態でした。

2.結論:前回同様「3年」の更新許可

結果として、約3週間で前回と同じ3年の在留期間で更新が許可されました。「無職だと更新できないのでは」と心配されていましたが、必要な点を丁寧に説明したことで、良い結果につながりました。

✓「日本人の配偶者等」は、就労を条件とする在留資格ではありません。本人が無職でも、夫婦の生活が成り立っていることを示せれば、更新が認められる可能性は十分にあります。

3.なぜうまくいったのか(3つのポイント)

3-1.実情を「正直に」伝えた

いちばん大切だったのは、実情を正直に伝えたことです。無職であることを隠したり、実態と違う説明をしたりすると、かえって不信につながります。事実をありのままに、しかし誤解のないよう丁寧に説明する——これが信頼を得る近道でした。

3-2.「過去」と「これから」の生活を理由書で説明

理由書で、これまでの夫婦の歩みと、今後の生活の見通しを具体的に説明しました。誰の収入で、どのように生活が成り立っているのか。今後どう暮らしていく予定なのか。過去・現在・未来をつなげて示すことで、審査官に生活の実態が伝わります。

3-3.生活の状態を「具体的に」示した

抽象的な説明ではなく、生活状況を具体的に記載しました。婚姻の実態(同居や生活の様子)や、生計の支え方などを、事実に基づいて丁寧に積み上げたことが、安定した在留が続くという判断につながったと考えられます。

4.配偶者ビザ更新で見られる主なポイント

観点 見られること
婚姻の実態 夫婦として実際に生活しているか(同居・交流など)
生計・生活の安定 誰の収入でどう暮らしが成り立っているか(本人が無職でも可)
これまでの在留状況 税金・届出などの義務を果たしてきたか
説明の一貫性 書類と理由書の内容が事実として整合しているか
!「無職=不許可」ではありません。大切なのは、夫婦の生活が実際に成り立っていることを、事実に基づいて分かりやすく示すことです。不安なときこそ、隠さず正直に、丁寧に説明しましょう。

5.まとめ

今回の事例では、配偶者の方が無職でも、実情を正直に伝え、過去と今後の生活を理由書で具体的に説明したことで、約3週間で前回同様3年の更新が許可されました。「日本人の配偶者等」は就労を条件とする在留資格ではないため、生活の実態がきちんと伝われば、無職でも更新は十分に可能です。要件の厳格化が話題になる中で不安を感じている方も、まずはご状況をお聞かせください。神戸・大阪で配偶者ビザの更新をお考えの方を、しっかりサポートします。

弊所では、英語でのご対応はもちろん、その他の言語でもチャット機能を用いたスムーズなコミュニケーションに対応しております。日本語でのご相談やご説明も、ゆっくりと丁寧にお話しいたしますので、どうぞ安心してご相談ください。

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執筆者プロフィール
行政書士上田 恭兵(Ueda Kyohei)

神戸市中央区を拠点に、関西・近畿エリアで活動中。在留資格申請をメインに、確かな知識と丁寧・迅速な対応でサポート。英語での相談にも対応し、「難しいことを易しく、曖昧なことを明確に」をモットーに、複雑な手続きを最後まで確実に伴走します。

English inquiries are welcome.

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参考文献・関連リンク
・出入国在留管理庁「在留資格『日本人の配偶者等』」
・出入国在留管理庁「在留期間更新許可申請」

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